2009年12月04日

社民党党首選、福島氏無投票4選確定へ

任期満了に伴う社民党党首選が4日午前、告示された。現職の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)が立候補を届け出た。福島氏のほかに立候補の動きはなく、午後3時の届け出締め切りを持って福島氏の無投票4選が確定する。来年1月の党大会で正式に選出される。任期は2年。

  [フォト] 福島氏、早くも勝負手? 連立離脱を示唆

 福島氏は同日の党両院議員総会で、「今後は平和、雇用、環境、男女共同参画、人権などで具体的な成果を出す政党としての社民党を作っていく。政治を変えましょう」と述べ、重ねて4選に支持を求めた。

 今回の党首選をめぐっては、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に対する福島氏の対応が不十分だとして、衆院沖縄2区選出の照屋寛徳衆院議員が出馬を検討した。これに対し、福島氏は3日、政府が現行計画通り同県辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設を決めた場合は「重大な決意がある」と連立離脱を辞さない姿勢を表明。無投票4選が固まった。

 福島氏は平成15年11月に、土井たか子前党首の後任として幹事長から昇格。以来、党首選では無投票で3選していた。社民党で複数候補による党首選が行われたのは旧社会党当時の平成7年が最後で、無投票による選出が続いている。



Posted by eroto193 at 12:38│Comments(0)
 
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